京都のわらべうたは、通りの名前を歌うものがあったり
お手玉遊びの唄があったりして楽しいです。
では、京都のわらべうたを紹介していきます。
① 「にじょうのにしのとういん」
西洞院通(にしのとういんどおり)は京都市の南北の通りの一つ。
途中、京都駅で中断。
「に」から始まる言葉遊びの唄ですね。
このような古いわらべうたは、下のわらべうたの本を参考に歌いました。
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いろんなわらべうたがのっていて、おもしろいですよ。
② 「いっちょうもどりばし」
京都の通りの数え歌です。
京都市内は、道路が東西と南北で 直行しています。
街路が碁盤の目のように横と縦に直行する 特徴から、
京都市内は「碁盤の目」と呼ばれていることで 有名ですね。
「いっちょうもどりばし」
いっちょうもどりばし にじょうのくすりみせ
さんじょうのみすやばり しじょうしばい
ごじょうの はしべんけい
ろくじょうの ほんがんじ ひっちょのそばみせ
はっちょの おいもほり くじょうの
しょんべんとり とうじ らしょうもん
この歌をうたいながら、京都市内を観光するのも 楽しいですね!
似たような通りの唄は、まだあります。
③ 「ぼうさんあたまは」
「ぼんさんあたまは」
ぼんさんあたまは まるたまち (丸太町)
つるっとすべって たけやまち (竹屋町)
みずのながれは えべすがわ (夷川)
にじょうでこうた きぐすりを (二条)
ただでやるのは おしこうじ (押小路)
ろくせんもろうて たここうて (蛸薬師通り)
にしきでおとして しかられて (錦小路と四条通り)
(まどす=弁償する)
京都の東西に走る通りの名前を 覚えやすいように歌われる数え歌だそうです。
これなら、簡単に覚えることができ、しかも楽しいですね。
④ 「うしろのせ」
お手玉遊びの、京都のわらべうたです。
お手玉のやり方は、ゆうまあまが独自に考えたものなので 別の投げ方で遊んでも楽しいと思います。
お手玉遊びは、普通に投げて遊んでもおもしろいのですが
やはり、わらべうたに合わせて、歌いながら投げるのが楽しいですね。
⑤ 「うたのなかやま」
唄の詳しい説明は、YouTubeの概要欄にのせています。
その時代に流行ったお話とか、歴史などを語っているようなわらべうたです。
⑥ 「ひとめふため」
羽子突き唄です。
数え唄になっていて、羽根つきが何回できたか、わかりやすいですね。
この唄を歌いながらバトミントンをしても楽しいと思います。
⑦ 「こんこんちきちき」
歌いながら、門をくぐります。
門の役が次々と替わっていくので おもしろいと思います。
京都の衹園祭を思い起こさせる歌詞が特徴的といえます。
「こんこんちき」の意味
2 ばか囃子などの拍子の音を表す語。
3 人や物事の状態などを強調したり、冷やかしたりする語。「それが大騒ぎの