「ねんねころいち」こもりうた

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【歌詞】

ねんねころいち てんまのいちは 

だいこそろえて ふねにつむ

ふねにつんだら どこまでいきゃる 

きずやなんあばの はしのした

はしのしたには かもめがいやる 

かもめとりたや たけほしや

たけがほしけりゃ たけやへござれ 

たけはゆらゆら ゆらのすけ

 

【楽譜】

 

 

大阪の子守歌です。メロディがとても美しい唄ですね。  

日本子守唄協会の解説によると、木津村と難波村は一世紀 も長きにわたって縄張り争いを続けており、天満青物市場に対 抗する地元の市を開こうと様々な活動を続けていました。

その中で自分達の存在感を主張するために作られた歌だそうです。

当時、木津、難波からは多くの子守娘が大阪に出て来ていました。

現在、大川を挟む京阪天満橋駅の対岸、南天満公園の一角に 天満の子守唄の歌碑が建っています。

歌碑の傍には天満青物市場跡の碑もあり青物市場から大根を船積みされて行く様子が歌になっているそうです。