【歌詞】
なるか ならんか なるか ならんか
ならん ならん
ならな なたで ぶちきるぞ
なります なります
成木責め(なりきぜめ)という行事の唄です。
農耕中心の生活をしていたころの暦は旧暦でした。
これは月の満ち欠けで成立していました。
行事に15日が多いのは、満月のころと
いうことになります。
この行事は、1月15日、歳神さまに供えたお米で
小豆粥を炊き、それを鉈(なた)で傷つけた
柿の木に 食わせて、その年の豊作を約束させた、
おまじないだそうです。
「なります、なります」という言葉に、
約束させられてる感が 出ていますよね。
所によっては歌詞が違うようで、
なるか ならんか
なります なります
叺(かます)に 千杯(せんばい)
俵(たわら)に千杯(せんばい)
なります なります
という歌詞もあり、こちらは優しい感じです。
場所によって、歌詞やメロディが少しずつ
違うというのも わらべうたの、おもしろさですね。
口伝えで伝承してきたわらべうたは、
その土地ごとに 違っていて、
当たり前ということでしょう。
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