【歌詞】
いちに つらいこと こもりのやくめ
にに にがこを べーとおっしゃる (赤子を負とおっしゃる)
さんに さべられで しに しかられで
ごに ごんごと あたまをはられ (あたまをはる=頭をなぐる)
ろくに ろくなもの ひとくちかひね (食いね)
しちに しみしなど あらえとおっしゃる (しみし=おむつ)
はちに はられて なみだでくらす
くに くして わがみをやつす
とおに とうとう こもりをやめろ
【楽譜】
子守唄ではありますが、唄の内容が悲しいですね。
奉公する家の人たちが優しい人とは、限りません。
辛い事は、たくさんあったのでしょう。
わらべうたは、庶民の辛い歴史を語り継ぎ、彼らの想いを伝えると同時に もう二度とこんな思いをしないようにとの戒めも 込められている気がします。
これからも彼らの想いを、微力ながら伝えていきたいです。
子守唄は、寝たらいい事があるけど、寝なかったら…という、脅し唄みたいなものもあり、子守りの大変さがうかがえます。