「おどんみゃしまばらの」子守唄

 

【歌詞】

おどんみゃしまばらの おどんみゃしまばらの 

なしのきそだちよ

なんのなしやら なんのなしやら 

いろけなしばよ しょーかいな 

はよねろなかんで おろろんばい 

おんのいけ きゅうすけどんの

つれんこらるばい はよねろなかんで 

おろろんばい 

おろろん おろろん おろろんばい

 

【楽譜】

 

 

泣く子を眠らせようとする寝させ唄のわらべうたです。

寝させ唄には、眠ったらイモをあげるといったほうび唄と、

おどし唄があるそうです。

おどしの材料は様々(さまざま)ですが、島原の子守唄は

〈鬼の池ん久助どんの連れん来らるばい〉です。

泣きやまないと久助どんが連れに来る、というおどしだそうです。

鬼の池は島原半島南端の口之津の対岸にある熊本・天草の地名です。

久助どんは娘たちをからゆきさんとして斡旋(あっせん)する

女衒 (ぜげん)の名前だそうです。

久助どんが実在した男の名前かどうかは定かでないとのこと。

この動画のイラストは、私の想像の世界を描いたものなので

人によっては、解釈の違いはあると思います。

ただ、わらべうたというのは、昔の人々の悲しみや恨みつらみ みたいな、

歴史も伝えているのではないかと、思っています。

 

彼らの想いを後世まで、伝えているのでしょうね。

 

動画はこちらです。↓

 

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