「オイノコサンヲ」わらべうた

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【歌詞】

オイノコサンヲ イワイマショ!

おいべっさんを いわいましょ

いちにたわら ふんまえて よんさのよんさ

にで にっこり わろーて よんさのよんさ

さんで さけ つくって よんさのよんさ

よっつ よのなか よいよーに よんさのよんさ

いつつ いつものごとくなり よんさのよんさ

むっつ むびょーそくさいに よんさのよんさ

ななつ なにごと ないよーに よんさのよんさ

やっつ やしきを かいひろげ よんさのよんさ

ここのつ こぐらを たてならべ よんさのよんさ

とーで とっくり おさまったぞ えんや えんやらえ

ココノウチハ ヨーハンジョースルヨーニ ヤンサモヤンサ!

 

【意味】

一に 俵 踏まえて 二で

にっこり笑うて

三で 酒 造って

四つ 世の中良いように

五つ いつもの如くなり  (※ 五徳=「仁・義・礼・智・信」の五徳にかけたともされ

   また「温・良・恭・倹・譲」にも通じるという。)

六つ 無病息災に

七つ 何事ないように

八つ 屋敷を買い広げ

九つ こぐらを建て並べ

十で とっくり納まったぞ えんやえんやらえ

 

【楽譜】

 

 

行事で歌われる「オイノコサンヲ」です。

今回は、その歌で、みんなで遊べるようにアレンジしました。

みんなで楽しんでね~!

(以下、フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より)

亥の子(いのこ)は、旧暦10月(亥の月)の上の
上旬の、すなわち、 最初の)亥の日のこと、あるいは、
その日に行われる年中行事である。
玄猪、亥の子の祝い、亥の子祭りとも。 主に西日本で見られる。
行事の内容としては、亥の子餅を作って食べ 万病除去・子孫繁栄を祈る、
子供たちが地区の家の前で地面を 搗(つ)いて回る、などがある。
歴史的には、古代中国で旧暦10月亥の日亥の刻に穀類を混ぜ込んだ餅を
食べる風習から、それが日本の宮中行事に取り入れられたという説[1]や、
景行天皇が九州の土蜘蛛族を滅ぼした際に、椿の槌で地面を打ったことに
由来するという説もある。
この行事は次第に貴族や武士にも広がり、やがて民間の行事としても 定着した。
農村では丁度刈入れが終わった時期であり、収穫を祝う 意味でも行われる。
また、地面を搗くのは、田の神を天(あるいは山)に 返すためと
伝える地方もある。
猪の多産にあやかるという面もあり、 この日に炬燵開きをすると、
火災を逃れるともされた。
旧暦10月の亥の日の夕方から翌朝早朝にかけて、地区の子供たち が
集まり一軒一軒を巡って、歌を歌いながら平たく丸いもしくは
球形の石に繋いだ縄を引き、石を上下させて地面を搗く。
石の重さも1kg~10kg程度と地方により異なる。
地方によって歌の内容は異なるが、亥の子のための歌が使用される。
歌詞は縁起をかつぐ内容が多いが例外もある。
子供たちが石を搗くとその家では、餅や菓子、小遣いなどを振舞う。
振る舞いの無い家では悪態をつく内容の歌を歌われることもある。