「やまとのやまとの」わらべうた つかまえ鬼

youtu.be

 

「やまとの やまとの」

ーやまとの やまとの げんくろうはん、おあそび

ーいま、ねてます (ねるしぐさ)

ーそうだっか

ーやまとの やまとの げんくろうはん、おあそび

ーいま、おふとん あげてます(ふとんをあげるしぐさ)

ーそうだっか

ーやまとの やまとの げんくろうはん、おあそび

ーいま、おべんじょいってます(トイレするしぐさ)

ーそうだっか

ーやまとの やまとの げんくろうはん、おあそび

ーいま、おぜんだしてます(おぜんだすしぐさ)

ーそうだっか

ーやまとの やまとの げんくろうはん、おあそび

ーいま、ごはん たべてます(たべる しぐさ)

ーなんの、おかずで?

ーへびの おかずで(へびをつまんでみせるしぐさ)

ーいきたんか?しんだんか?

ーいきたん!

 

「やまとのげんくろうはん」とは?

源義経(みなもと の よしつね)」が都を追われ吉野山へ逃げ延びた際、そのあとを追った愛妾「静御前(しずかごぜん)」を追手から守り抜いたのが、義経の忠臣「佐藤 忠信(さとう ただのぶ)」に化けた白狐でした。

その白狐が「静御前(しずかごぜん)」の持つ、【親の皮でできた鼓】を、恋慕うあまり御前様につき従い「静御前」を守ったことを知った義経は、その忠義に感服し自分の名「源九郎」をこの白狐が名乗ることを許したと云う。

 

(忠臣狐伝説) 源九郎稲荷神社(げんくろういなりじんじゃ)

旧・川本邸の近くにある源九郎稲荷神社は 源九郎狐や綿帽子を買った狐の伝説で有名な神社です。

 

童謡「やまとの源九郎さん」に歌われている場所で、小さな神社ではありますが、日本三大稲荷の一つに数えられています。

日本三大稲荷といわれている神社は他に、伏見稲荷神社(京都市)、豊川稲荷神社(愛知県豊川市)などがあります。

 

このわらべうたは、つかまえ鬼としての遊び方もあるようです。

わらべうたの中の 「おあすび」は、「あそぼう」という意味です。

 

 

わらべうたには、様々な歴史や、教訓が詰まっていておもしろいですね!